FXの教科書
松田 哲

定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
人気ランキング: 432位
おすすめ度:

発売日: 2008-03-01
発売元: 扶桑社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
FXリングに上がってしまったら
タイトル通りの本です。
「簡単にもうかる」「寝ながらもうかる」類の本がいかに嘘かわかります。
安易に取引をはじめてしまった人が、今後どうなるのか非常に恐怖。
この本に出会ってなかったら、私は間違いなく破産していた。
ただ読む時期を注意してください。相場は1日でガラっと変わる世界ですから。
発売後数日で既にレビュー?
発売から数日しか経っていない段階で長文レビューが二つほど載っていますね。そんなに短時間で読んで理解できてしまう「教科書」なのかな?
いずれにしても、あっさり読める内容で出版社としては売れさえすればいい本、という意味で敢えて星5つにしました。
予想どおりです
この本を読んで「ガッポリ稼げる人」は約10%で、「ガッポリ稼げない人」は約90%ではないかと思います。
一般的に相場で勝ち残る人は1割程度と言われていますので…
大リーガーのイチロウ選手が書いた本を読んでも、プロ野球選手になれるわけではありませんので、
日々の練習(トレード)は続けないと、ガッポリ稼げません。
著者の結論は、「2008年の相場は ”売り”の技術を磨かないと勝てない」そうです。
年初来の円高は、まさしく「売り」のポジションを取っていれば勝っているはずですが、
「買い」のポジションなら含み損が増大中だと思います。
第1部は、為替小説「フォレックス・ディーラー物語」で、FXをしている方なら一気に読めて
日々の値動きの裏(実体)が想像できる内容です。
FXのニュースを見ていると、「怒涛のショートカバー」・「100.40?50円レベルで米系、
欧州系がこぞって売りを持ち込んだ」などのマーケット・トークがありますが、主人公の
セリフそのもので、内容をていねいに解説しています。
第2部「FXの真髄」はテクニカルな内容で、43パターンのチャートでトレンドや売り買いの
ポイントが説明されています。
為替で儲けるためには、「儲かりそうなチャート・ポイントで売買すること」と結ばれています。
現在の「下降トレンド」なら、売って、レジスタンス・ラインまで戻れば、また売るのが有効とのことですから、
すぐにでも使えそうに思えます。
実際のトレードにあてはめると、トレンドラインのブレイク時にエントリーすれば勝率が上がるはずですが、
自分自身は「待てない」ために変なポジションからストップというパターンの繰り返しです…
第3部「FXの未来」は、2008年の為替相場の見通しです。
1ドル80円の超円高が起こってもおかしくないそうで、ミスター円榊原氏と同じ予測で、
既に95円台にタッチしていますから時間の問題のように感じます。
「政府の為替介入を期待するのは間違い」と述べられていますが、ドル下落のスピードが速すぎて
本書にも書かれている1ドル95円水準まで来ましたので、「協調介入のリスク」は高まっています。
(90円?95円レベルで協調介入があれば、これも松田さんの予想どおりです)
現在の「金融不安解消の条件」は、「金融機関の大型破綻や救済合併」ほかですが、既にクリアされました。
(ベアースターンズの救済合併)
ほかの条件は…
FXを継続するならば、本書は辞書代わりに使えますのでお薦めです。